2014/11/10
北見唯一の脊椎・骨盤矯正専門
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施術例1 『ふくらはぎの痛み(シンスプリント)』を首の矯正で改善
■首の矯正で足の痛みが改善するメカニズム
痛みは、打撲や捻挫など外傷による「急性の炎症」があります。
一方で、疲労が蓄積したことによる
慢性の炎症というものがあります。
この慢性の炎症が
肩こりや腰痛などの慢性の痛みコリの
原因になっていることは
あまり知られていません。
首の矯正が、
全く離れた部位の腰痛や膝を
治す理由の一つに
疲労性の「慢性炎症」を取る
働きがあります。
つまり、首は全身を治す
自然治癒力のポイントになっています。
これメカニズムを、足の痛みの施術例でご説明します。
■ふくらはぎの痛み(シンスプリント)の施術例
整形外科でシンスプリントと診断された
高校生の陸上選手が来院されました。
シンスプリントとは、主に足の痛みに発症する
ものです。
筋膜や骨膜の炎症による痛みで、
走り過ぎなどによる疲労が原因といわれています。
典型的な慢性の炎症による痛みです。
■検査
患部を押してみると、「痛い!痛い!」と騒ぐほどの強い痛みがあります。
患部だけではなく、ふくらはぎの張りも強く
押すと強い痛みがあります。
疲労性の慢性炎症がたまっていると思われます。
炎症は患部の治療で取れるものではありませんので、
首の骨の検査をすると、
上部頸椎1番に神経圧迫を起こしているほどの
ズレがあります。
■矯正
上部頸椎1番のズレを矯正。
専用のベッドに横向きで寝てもらって、
瞬間的に矯正しますので、
痛みやバキバキすることは一切ありません。
首を捻じるようなこともしませんので、
神経や血管にはダメージを与えずに
安全に矯正することができます。
■矯正後
ふくらはぎや患部を押してみると
矯正前のような
「痛い!痛い!」というようなことはなく、
「あれ?さっきと同じ強さで押してますか?」と言ってました。
患部の硬直とふくらはぎの張りも軽減して、
炎症の治癒が始まっていると思われます。
■2回目来院
1週間後に2回目の来院です。
あれから、練習後は痛みが出るけど、
前ほどの痛みではなく、
練習でも普通に走れるようになったそうです。
今回は上部頸椎2番の矯正をします。
■3回目来院
2週間後に3回目の来院です。
足の痛みはほとんどなくなったそうです。
治療としては、足には全く触っていないのに、
不思議がっています。
これが、首の矯正で自然治癒力が高まり
慢性の炎症を治癒させてくれた働きです。
これは、肩こりや腰痛も同じメカニズムです。
■メンテナンス矯正
ただ、足の痛みを起こしたのは、
骨盤のゆがみにより、片足に重心が偏っているため、
片足に負担がかかりすぎて、疲労が蓄積したものです。
このまま陸上をやっている限り、再発の可能性はあります。
そのため、再発予防とパフォーマンス向上のため、
骨盤矯正を定期的に行いました。
その後、痛みは再発しておらず、
800Mの自己タイムが8秒も縮まったそうです。
首のメンテナンスもやっているためか、
「練習の疲労が抜けやすくなったような気がするし、体が軽い」
とも言っていました。