いとう整体院　北見市の整体、腰痛、肩こりなどお気軽にご相談下さい。 | 日記 | 施術例③『首と骨盤の両方の矯正が必要な腰痛』

腰痛の７割は首のズレに原因があります。  前回までの記事では、

施術例①「骨盤矯正で効果がなく、首の矯正で効果があった腰痛」

施術例②「首の矯正で効果がなく、骨盤矯正で効果があった腰痛」  を実際の施術例としてご紹介しました。   今回は、 施術例③「首と骨盤の両方の矯正が効果のある腰痛」 をご紹介します。    実は当院では、 首と骨盤矯正の２つの相乗効果をうながして 腰痛治療することが最も多いのです。     施術例   ４０代女性　腰痛   仕事では重い物を持つことが多くコルセットを着用してます。 ３０歳過ぎから腰痛が治らなくなっています。   １０年以上の慢性腰痛です。   他の整体を月２回くらいのペースで半年以上受けています。   骨盤のゆがみ指摘されて、   腰をねじったり脚をひっぱたりする骨盤矯正を受けていますが その場の効果しか得られなく、１～２日くらいで また腰痛が戻っているそうです。   仕事を続けたいし、腰痛で家事もつらくなってきているので 知人の紹介で来院されました。   検査   全身に影響をおよぼす上部頸椎（頸椎１番）に 神経圧迫を起こすほどの強いズレがあります。   このために腰痛の治癒が悪くなっているようです。   また、この首の骨のズレ（頸椎1番）が原因と思われる 慢性疲労、肩こり、頭痛もあります。   頭痛薬が手放せないそうです。   骨盤の右側にズレ、仙骨に強い捻じれがあるために 右脚が３センチ短くなっています。   このため、他院では 右脚を引っぱる矯正をされたそうですが、   このようなストレッチ的な矯正では 骨盤のゆがみも腰痛も改善しません。     初回矯正   頸椎１番を専用テーブルで矯正します。※写真の奥のベッド。   矯正後、ＮＣＭという検査機器で神経圧迫が取れていることを 確認できました。   ３センチ短くなっていた右脚が改善しました。   これは、首の矯正により骨盤のゆがみが 自己修復されている反応です。   短くなっている脚をただ引っぱって伸ばそうとする骨盤矯正とは ゆがみが改善するメカニズムが根本的に違います。     ２回目   １週間後に2回目の来院をされました。   腰痛がかなり楽になったそうです。 重い物を持つ時に腰に力がかかると痛みはあります。     前回の首の矯正により、ゆがみの自己修復が働き 骨盤の右側のズレが取れています。   仙骨の捻じれは残っています。     よって、２回目は仙骨の捻じれを矯正します。     ３回目   １週間後に３回目の来院。   重い物も持っても痛みが減ってきたそうです。   ただし、長期間コルセットを着けていたため筋力が落ちています。   コルセットを着けているかぎり腰痛は治りませんので、 コルセットを外して仕事をする時間を少しずつでも増やすように お伝えしました。     次回から2週間おきに間隔を空けて、 首と骨盤矯正を４回繰り返して 腰痛が改善しました。   その後、仕事による再発を防ぐため、月1回のメンテナンス通院されています。   コルセットも必要なくなり調子は良好です。   また、手放せなかった頭痛薬を飲むことが一度もなくなったと 驚いています。